半田市:産廃を混ぜ搬入、業者を指名停止 /愛知
2008/04/02
ニュース
半田市は、産業廃棄物を一般の不燃物に混ぜて市環境センター搬入した同市住吉町2、ごみ収集運搬委託業者「酒井衛生社」について当分の間、指名を見合わせる。
同センターによると、21日に市民から「産業廃棄物を混入して搬入している」との通報があり、調べたところ、06年9月ごろから08年2月ごろまでの間に、事業所から出た陶器くずや電化製品の一部などの産業廃棄物約11トンを一般の不燃物に混ぜて搬入したという。センターに搬入される一般不燃物は無料だが、産廃は中間処理業者に有料で処分してもらう。同社は「費用を浮かせるために混入した」と認めたという。
市は市内を4分割して4社にごみ収集を委託している。そのうち同社は約450カ所で燃えないごみを収集、市環境センターに搬入している。