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北海道 国内最大級石こうボードリサイクル工場 操業開始

2016/08/01

ニュース

北海道札幌市の廃棄物処理業者「リサイクルファクトリー」が千歳市の千歳事業所内に石こうボードのリサイクル工場を建設し、操業を開始した。投資金額は3億円で、工場棟4棟と倉庫1棟で構成されている。石こうボードくずの処理能力は、1日8時間稼働の場合、年間3万tを見込んでおり、これは、道央圏で1年間に排出される石こうボードくず全量の処理が可能な数字という。また、石こうボード新築端材の処理料金は従来の約3分の1にあたる8,000円になる。

リサイクルの工程としては、まず、石こうボードを破砕し、分離機で石こうと紙に分別、アルミなどの非金属を除去、さらに顆粒と粉末に分別し、フレコンバッグに詰めるというもの。分離紙は、堆肥の副資材として活用する。これらのリサイクルにより生成される中性カルシウムの農業用土壌改良材「トケカル7」は、カルシウムが豊富で溶水性が高く農業用土壌改良資材に適している。栽培試験でも、鮮度の維持効果などが報告されている。価格は、顆粒で、2万円(500kgのフレコンバッグ)、粉末で15,000円(同)。千歳事務所で販売している。

 

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