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北広島、排出ごみ3年ぶり増 昨年度、生ごみ分別徹底されず

2014/07/26

ニュース

 【北広島】市は2013年度に市内で排出されたごみの概要をまとめた。家庭系ごみは計1万2993トン、事業系ごみは4968トンでいずれも3年ぶりに増加した。市環境課は「消費税増税前に駆け込みで買い物をした人が多かったことなどが影響しているのでは」とみている。

 13年度は、前年度より人口が327人減少したが、家庭系ごみは前年度比4・3%増、事業系ごみは同10・4%増だった。増えた原因について環境課は「消費税増税前に買い物をして包装材などがごみになったほか、景気の好転も影響したのでは」と推測している。

 市が11年度策定した一般廃棄物処理基本計画では、家庭系ごみの16年度の1人1日当たりの排出量の中間目標は528グラムだが、昨年度はこれを12・9%も上回る596グラムだった。

 家庭系ごみで増加が目立つのは粗大ごみだ。昨年度は208トンで、有料化した09年度以降では初めて200トン台となった。

 また、ごみの排出量の増加とともに、生ごみの分別が徹底されず普通ごみと一緒に捨てられていることが、減量化の支障になっている。市は、分別回収した生ごみをバイオガス化して燃料として活用しているが、昨年11月の調査では、普通ごみの中に生ごみが33%混入していた。昨年度1年間では、約2500トンがガス化されず埋め立て処分された計算になる。

 市は本年度、埋め立て処分する家庭系ごみを減らすため、市内5地区で抽出調査を行い普通ごみに混じっている生ごみについて調べる。その結果をもとに、分別徹底を呼びかける。

 このほか、27日にオープンする複合施設「広葉交流センター」に、捨てられた粗大ごみを修繕して展示・販売するスペースを新設する。環境課は「埋め立て処分場を長く使うためにも生ごみの分別を心がけ、使える物は長く使ってほしい」と呼びかけている。

出典:北海道新聞

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