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勝手知ったる国有林にごみ 元営林署職員に不法投棄の疑い 広尾署が書類送検

2009/11/13

ニュース

 古タイヤなどのごみ計約730キロを十勝管内大樹町の国有林などに捨てたとして、広尾署は12日までに、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、同管内音更町の派遣作業員の男(75)を書類送検した。男は旧大樹営林署(1998年に廃止)の元職員で、勝手知った林道に入り、ごみを捨てていたという。

 送検容疑は、9月、同町幸徳の国有林を流れる川の橋の上から2回、同町萌和のやぶ地に1回、それぞれごみを捨てた疑い。古タイヤや植木鉢、車の座席、ビールケースなどが流され、川沿い約1キロにわたり散乱していた。

 男は約28年間、大樹営林署で勤務。「処分するのに金がかかるので捨てた」と供述している。大樹町は「山林を守っていた元営林署職員が捨てていたとはけしからん」と話している。

出典:北海道新聞

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