兵庫県養父市にバイオメタン発電所建設
2017/11/02
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トーヨー建設のグループ会社トーヨー養父バイオエネルギーが「トーヨー養父バイオメタン発電所」の建設に着工し、10月28日に起工式を行った。同発電所は、メタン発酵によるガスを使ったバイオマス発電施設。2018年3月竣工、同9月稼働開始予定という。定格出力1.426MW、年間発電量は約1万2000MWを見込んでいる。総事業費は約25億円。
養父市内の畜産農家から排出される家畜の糞尿や兵庫県内の食品工場などの食品残渣などを嫌気発酵で発生させたメタンガスを燃料に発電を行う。発電後の消化液は、有機質肥料として再生させ、農作物の栽培に活用する。また、同施設の隣接地では、トマトハウスの建設も計画されており、養父市ブランドのトマトを栽培予定だという。