兵庫県神戸市 新ごみ処理施設完成
2017/03/30
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兵庫県神戸市は新しいごみ処理施設「港島クリーンセンター」を中央区港島に完成させ、3月29日に竣工式を行った。式典には同市市長や企業関係者、地域住民が参加し見学会も行われた。稼働は4月1日。
同施設は、焼却炉が3基あり、1日に最大600tの処理が可能で、ごみを燃やした際の熱を利用し、瞬時最大約15,200kwを発電できる。これは、年間約3万世帯分に相当するといい、西区にある西クリーンセンターが発電する6,500kwの約2.5倍。
防災対策として、電源は海抜5.6mの高さに設置し、災害時は、自家発電で焼却炉1基を稼働させる。他の焼却炉も発生した電気で稼働し、災害時も安定的なごみ処理が可能となる見込み。