八戸家庭ゴミ収集通常に
2011/03/31
ニュース
地震による燃料不足で家庭ゴミの収集を見合わせていた八戸市は28日、可燃ゴミの通常通りの収集を再開した。市民らはたまったゴミを次々と持ち出し、ほっと安堵(あんど)の様子だった。
同市は16日から家庭ゴミの収集を全面的に中止した。燃料不足に回復の兆しが出始めた24、25日には、制限付きで可燃ゴミを収集し、2日間で1130トンと通常の2倍近い量が集まった。本格再開の28日は35台の収集車が繰り出し、同市湊町の主婦(26)は、「いつになれば収集車が来るか分からず、困っていた。不便だったので助かった」と話した。
ただ、週2回の通常体制に戻ったこともあって、この日の収集量は300トンほどと平均的な量に落ち着いた。同市は家庭の資源ゴミについては30日以降、不燃ゴミも4月1日以降に通常通りの収集に戻す。
出典:読売新聞