元副工場長を起訴猶予=石原産業の不法投棄-津地検
2008/04/02
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化学メーカー「石原産業」(大阪市)が産業廃棄物「フェロシルト」とは別の産廃を愛知県瀬戸市内の山林に不法投棄した事件で、津地検は1日までに、廃棄物処理法違反の疑いで書類送検された元同社四日市工場副工場長(70)=フェロシルト不法投棄事件で実刑確定=を起訴猶予処分、愛知県の運搬業者2人を嫌疑不十分で不起訴処分とした。
津地検は、佐藤被告については「すでに実刑が確定しており、産廃も撤去予定」とし、業者2人は「有害物質という認識があったと立証することは困難だ」とした。