企業向け機密文書処理費用無料サービス
2018/08/28
ニュース
TAAS株式会社が、鍵付きの機密書類専用の“ゴミ箱”にモニターを設置し、企業広告を流すことで、処理費用を無料にするサービスを始めた。同社は、昨年9月、契約企業に機密文書専用の回収箱を設置し、溶解処理を行ったのち、古紙に再生、それらを企業が希望するロゴ入りなどのメモ帳などのノベルティーグッズを作り発送する有料サービスを開始した。これで、処分した機密文書が再利用され循環する工程が可視化し、企業は国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に貢献できる。
機密文書処理無料化に向けてについては、今年7月、「デジタルサイネージ機能を備えたゴミ箱」の開発費を、日本クラウドキャピタルの株式投資型CFサービス「FUNDINNO」で上限額8,500万円を募集したところ、3時間8分で調達が完了した。賛同企業にゴミ箱が設置され、提携先の溶解処理業者に日本郵便で送られる。その後、ノベルティグッズに姿を変えるという。