企業の森:産廃処理企業が森林づくり協力 伊賀で整備へ /三重
2008/11/13
ニュース
企業の協力で森林づくりを進める県の「企業の森」事業に伊賀市予野の産業廃棄物処理業「三重中央開発」(金子文雄社長)が参加することになり、調印式がこのほど、津市の県庁で開かれた。
協定期間は13年10月末までの5年間で、同社従業員たちが、伊賀市比土の市有林(12・26ヘクタール)を整備する。市有林は伊賀南部地域を一望できる高台にあり、「ひだまりの森」と名付け展望台や駐車場、散策路、ベンチなどを設置し、市民の憩いの場にする。今月29日に活動開始のセレモニーを行う。
調印式には金子社長と江畑賢治副知事などが出席し、「森林づくり宣言書」に調印した。金子社長は「我が社の事業は地域の理解がないと成り立たない。多くの人のふれあいの場として整備を進めたい」と語った。
出典:毎日新聞