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仙台支店長を起訴 札幌納棺協会の産廃無許可運搬

2009/07/04

ニュース

 札幌納棺協会(札幌市)による廃棄物処理法違反事件で、仙台地検は3日、同法違反の罪で、協会と仙台支店長(43)=仙台市青葉区=を起訴した。仙台区検は同日、同じ罪で、仙台支店焚上(たきあげ)場長(40)ら従業員3人を仙台簡裁に略式起訴した。3人への求刑はそれぞれ罰金50万円。

 起訴状などによると、支店長ら4人は共謀し2006年4月5日と同年7月4日、廃棄物の収集、運搬の許可を受けていないのに、仙台徳洲会病院(仙台市)と東北厚生年金病院(同)から有償で産業廃棄物のホルマリン1252リットルを引き取り、泉区の仙台支店倉庫などに運んだとされる。

 支店長と場長は07年10月16日~08年4月17日、青葉区の焚上場で無許可でホルマリンを焼却処分したほか、支店長ら3人は07年1月24日~11月30日、有償で収集した一般廃棄物の仏壇など219点(計1784キロ)を焚上場などに運び出したとされる。

 宮城県警が廃棄物処理法違反で書類送検していた病院職員2人について地検は、常習性がないことなどから起訴猶予処分とした。
 札幌納棺協会は米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」で主演した本木雅弘さんに、技術指導したことで知られる。

 協会の木村真二社長(45)は「違法な部分があって起訴されたことは重く受け止めている。裁判でわたしたちの主張を述べていきたい」とコメントした。

出典:河北新報社

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