人工透析の機材 不適切処理投棄/杵築市
2009/03/13
ニュース
人工透析などに使った医療器具が、適切に処理されないまま、杵築市内の産業廃棄物処分場に投棄されていたことが12日、県の調べで分かった。県は廃棄物処理法の処理基準違反の疑いもあるとみて、中間処理業者や収集業者などの特定を急ぎ、違反が確認されれば引き取りなどを求めるという。
県廃棄物対策課によると、不適切処理が見つかったのは、杵築市日野にある産業廃棄物処分場に投棄されていた人工透析に使う機材で、約100立方メートルに上るという。同法では、医療廃棄物は滅菌して15センチ以下に細かく切れば産業廃棄物として処理できるが、同処分場には破砕されていないものが多かったという。
出典:朝日新聞