京都府長岡京市 保育所の食品廃棄物リサイクル実証実験
2017/06/05
ニュース
6月より、京都府長岡京市は、保育所から排出される食べ残しや調理くずなどの食品廃棄物を肥飼料に再資源化する実証実験を開始した。再生された肥料の一部を保育所での花や野菜などの栽培に使用し、リサイクルループの構築を図る。
実験が行われるのは、新田保育所と深田保育所で、週に2回、委託業者が食品廃棄物を回収し、肥飼料に加工する。従来、保育所などの食品廃棄物は委託業者が焼却処分しており、この実証実験により来年3月末までに、食品廃棄物排出量約4,300kgを削減したいとしている。
同市は、今後、市内の他の保育所や小学校にもこの取り組みを広げていき、子どもたちへの環境教育に役立てたいとしている。