京奈和道用地に産廃投棄
2011/02/05
ニュース
紀の川市粉河の京奈和道路用地 (国有地) に産業廃棄物を不当に埋めたとして、 県警は3日、 和歌山市の男3人を廃棄物処理法違反の容疑で逮捕した。
逮捕されたのは、 同市木ノ本の産業廃棄物処理会社役員、 北野雅夫 (70)、 同市栄谷の同社社員、 駒澤秀樹 (49)、 同市湊の別の産廃処理会社社員、 和田太一 (51) の3容疑者。
県警の調べによると、 3人は昨年10月16日から19日までの間に、 北野容疑者の産廃処理会社が回収したプラスチック、 ゴム、 ガラスなど290トン、 約320立方メートルを、 同地に埋めた疑いが持たれている。
県警は3人が着工前に埋めて隠そうとしていたとみている。 同地の近くには北野容疑者の会社の処分場があり、 基準を超えて産廃を埋めているとして県から改善命令を受けていた。
警察に匿名で 「京奈和用地に廃棄物を埋め立てている」 との情報提供があり捜査を進めていた。 容疑について北野、 駒澤の2容疑者は否認、 和田容疑者は認めている。
出典:わかやま新報