井原市、有料化後も家庭ごみ減らず
2012/11/13
ニュース
井原市が指定袋方式で有料化している家庭ごみ「燃やすごみ」「燃やさないごみ」の合計排出量が、2年連続で増えたことが10日分かった。有料化完全実施3年目(2011年10月~12年9月)の両ごみの合計は6712トン。前年同期比106トン(1・6%)増えた。2年目も107トン(1・7%)増えており、市環境課は「市民のごみ減量化意識が薄れつつある。再び意識を高めたい」としている。
3年目の燃やすごみは、6050トンで111トン(1・9%)増。うち指定袋を使う集積所での収集は98トン(1・7%)増の5810トンとなり、有料化3年目で初の増加に転じた。井原クリーンセンター(木之子町)への布団やたんすなどの持ち込みは12トン(5・7%)増の239トンと2年連続で増えた。
燃やさないごみは、661トンで5トン(0・8%)減。2年ぶりに減った。ただ、4~9月は10トン(3・1%)増の341トンだった。
出典:中国新聞