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中津川の産廃施設建設:市が地元に誤報告謝罪 住民「県は認可取り下げを」 /岐阜

2010/03/10

ニュース

 中津川市福岡の柏原地区の産業廃棄物の中間処理場建設計画に関して、県東濃振興局恵那事務所から計画地周辺の状況の照会を受けた同市が、実際には地下水を水田や飲料水として利用しているにもかかわらず「地下水利用なし」と回答した問題で、同市幹部らが9日、福岡公民館で住民代表らから意見を聞き、誤った報告があったことを認めて謝罪した。

 訪れたのは同市の小縣正幸生活環境部長や志津弘美生活局長ら幹部7人。

 住民からは「県への回答書に誤りがあったのだから、県に対して認可を取り下げるよう申し入れてほしい」「住民は業者からなにも説明を受けていない」などと、意見が相次いだ。

 小縣部長は「意見書の誤りや、地元に説明がなかったのは事実。不備も含めて県にしっかり伝え、しかるべき対応をお願いする。しかし、認可は県の問題で、踏み込んで言うのは難しい」と述べた。住民らは「説明もなく報告にも不備があったのだから認可取り下げは当然。もっと住民の立場に立って対応を」と迫った。

 一方、同市福岡区民会館で8日夜、福岡区の住民らを対象にした緊急集会が開かれ、約300人が詰め掛けた。

 建設計画地の柏原地区の代表らの経過報告の後、県立中津商業高校講師、吉田豊美さんが産廃中間処理施設の問題点や、排出される有害物質について講演。質疑応答が行われた。計画を知らなかった人も多く「知らない間に計画が進むのは許せない」「県はなぜ簡単に認可したのか」など、憤りの声が相次いでいた。

出典:毎日新聞社

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