中国の輸入規制で日本国内のプラごみの保管量が増加
2018/10/19
ニュース
中国が資源系廃棄物の輸入規制を行って以来、様々な影響が出ているが、環境省は、10月18日、その影響調査の結果内容を発表した。同発表によると、24.8%の自治体で処理業者に保管しているプラスチックごみの量が増加しているという。一部の自治体では、基準の保管量の上限を超えているといい深刻な問題となっている。
同調査は、都道府県、政令都市など122の自治体と業者605社を対象として行い、102の自治体、175の業者から回答があった。このうち、5つの自治体がプラスチックごみの保管量が上限を超えており、34の自治体が処理先の確保が困難と回答した。また、プラスチックごみの中間処理業者の56%と最終処分業者の25%で処理量が増加している。