中国の廃棄物輸入規制強化による影響アジアに広がる
2018/08/31
ニュース
中国が廃棄物の輸入規制を強化していることからアジア諸国に影響が出ている。
香港では、廃電線などの廃棄物の選別体制が整わず、年内にも小さな廃品回収業者が多数倒産する可能性があるという。廃電線などの廃棄物は中国本土が主な引受先だった。その一部の都市で、未選別の廃棄物の輸入が制限された影響が出ているとみられている。
また、台湾でも、行政院環境保護署が、廃棄物の輸入の取り締まりを強化するという。今後、協議の上、法整備を行う。法改正後は、輸出制限の他、ゆくゆくは、廃棄物の輸入業者を限定したいとしている。