不法投棄:磐梯町山林に産廃 容疑で元町職員ら逮捕 /福島
2010/08/25
ニュース
磐梯町の山林に不法に産業廃棄物を投棄したとして、猪苗代署は23日、会津若松市五月町、建設会社社員、広岡久(51)と磐梯町大谷、元町職員、小林修治(61)の両容疑者を廃棄物処理法違反の疑いで逮捕した。
容疑は07年9月下旬ごろ、共謀して作業員に指示し、同町磐梯にある別荘地のテニスコート2面の撤去作業で出た鉄粉など約589トンを不法に近くの山林に埋めたとしている。
県警生活環境課によると、両容疑者とも容疑を認めているという。小林容疑者は事件当時、別荘地の管理などをする同町の第三セクター「磐梯七ツ森開発」に同町役場から出向しており、広岡容疑者から話を持ちかけられたとみられる。
同署は他にも事件にかかわった人物がいないか調べている。
同町政策課の田中勝課長は「町は関与していない。事実が判明し次第、(小林容疑者の)処分をできるかも含めて検討したい」と話している。
出典:毎日新聞社