不法投棄:容疑の産廃処理業社長ら3人逮捕 愛知県警
2008/05/08
ニュース
産業廃棄物を水田に捨てたとして、愛知県警生活経済課と南署は7日、名古屋市天白区海老山町、産廃処理業「松建」社長、松原義宏容疑者(65)ら3人を廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で逮捕した。
調べでは、3人は1月7日~3月12日、豊明市の水田5819平方メートルに、コンクリート片に木くずや廃プラスチック類などの産業廃棄物を混ぜ、計421トンを44回にわたり捨てた疑い。松原容疑者は「産廃ではなく路盤材だ」と否認、他の2人は「コスト削減のため」と認めている。
現場周辺は渡り鳥コミミズクの飛来地で知られ、県によると、絶滅危惧種のオオタカが生息している可能性もあるという。