不法投棄:いわきの山林に産廃4万立方メートル 茨城・つくばの経営者ら逮捕 /福島
2008/05/30
ニュース
解体家屋から出た産業廃棄物をいわき市内の山林に許可なく埋めたとして、茨城県警は29日、同県つくば市森の里、建設会社経営、相沢清容疑者(62)ら4人を廃棄物処理法(投棄禁止)違反容疑で逮捕した。相沢容疑者らは06年8月以降、10トンダンプで約2500台分、計約4万4000立方メートルの廃棄物を不法投棄していたとみられている。
調べでは、相沢容疑者らは今年3~4月、残土を埋め立てる目的で借りていたいわき市小名浜の山林に、東京都内などの家屋解体業者から引き取った木くずやプラスチック約60立方メートルを不法投棄した疑い。
処理費用は正規では10トンダンプ1台当たり約25万円だが、相沢容疑者らは1台当たり約8万円で引き受けていたという。茨城県警は仲介ブローカーが存在するとみて追及する。