不法投棄防止:県警と海保など、合同パトロール /長崎
2008/06/18
ニュース
環境月間(6月)に合わせ、県産業廃棄物不法処理防止連絡協議会は17日、海域への不法投棄を取り締まる合同パトロールを実施した。県警の警備艇や海保の巡視艇が約1時間かけて九十九島が浮かぶ海域や佐世保港の周辺を巡回した。
同連絡協議会は、県警や長崎・佐世保海上保安部、佐世保市などで構成。毎年この時期に合同パトロールを実施している。
佐世保市鹿子前町の西海パールシーリゾートの桟橋であった出発式には、関係機関の約30人が参加。池田猛・市廃棄物・リサイクル対策課長が「自然豊かな古里を次代の子供たちに引き継ぐことができることを願います」とあいさつした。その後、参加者は「きれいな長崎県づくり」などと書かれた横断幕を掲げた県警の警備艇2隻と、海保の巡視艇1隻に分乗し、不法投棄防止をマイクで呼びかけた。