日本最大級の産業廃棄物処理業者・リサイクル業者検索サイトです。

0120-33-8508

受付時間:10:00~18:00 (土日祝日除く)

エコノハサーチ

スマホ版メニュー

不法投棄の疑いで蒲郡の社長ら逮捕

2009/09/15

ニュース

 工場の解体工事で出た廃棄物を工場跡地に大量に捨てたとして、愛知県警生活経済課と蒲郡署は15日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、同県蒲郡市西浦町の解体会社「三和工業」社長菊池鉱一郎(69)、専務菊池豊樹(41)の両容疑者を逮捕した。従業員数人も近く書類送検する。

 複数の関係者によると、両容疑者は4月ごろ、がれきや木くず、廃プラスチックなど数百立方メートルの解体ごみを、蒲郡市三谷北通の工場跡地に不法投棄した疑いが持たれている。

 この工場は昨年11月末に閉鎖。工場の地権者の委託を受け、三和工業が今年4月、建物の解体を始めたが、解体したごみを選別して土砂と混ぜた上で、工場内の基礎部分や地中の水槽を撤去した際にできた穴に投棄したとみられる。

 県警は7月中旬、同法違反容疑で三和工業を家宅捜索し、工場跡地の現場検証を実施。同社は穴を埋め立てる土砂代わりに解体ごみを使い、処分費を不正に浮かせたとして、県警は悪質性が高いと判断した。

 県は今月2日、産廃を適正に処理しなかったとして三和工業に改善を勧告。これを受け、同社は現場の解体ごみの撤去を続けている。鉱一郎容疑者は逮捕前、中日新聞の取材に「何も話すことはない」と話していた。

出典:中日新聞

産業廃棄物処理・リサイクル処理業者検索サイト【エコノハ】

一覧へ戻る