不法投棄ごみ撤去、4トン車いっぱいに 敦賀・奥野で住民ら
2008/05/29
ニュース
敦賀市奥野の山中や河川敷で28日、国、県、同市でつくる二州地区廃棄物不法処理防止連絡協議会と住民らが協力し、不法投棄されたごみを撤去した。
住民による清掃は普段から行われているが、30日から6月5日までの「ごみ減量・リサイクル推進週間」を前に同協議会も加わった。
約30人が参加し、ゴム手袋や長靴を身に付けて1時間半ほど作業。茂みの中や、笙の川沿いのがけの斜面で、ペットボトルやプラスチック容器などを拾い集めた。湯沸かし器やタイヤなど粗大ごみも見つかり、作業終了時には4トントラックがいっぱいになった。
昨年10月に住民らで大掛かりな清掃をしたというが、約半年間で元の状態に。奥野区長の男性(65)は「モラルのかけらもない。見つけたら即通報する」と憤っている。