不法投棄ごみ急増 大津「小関越」、見回り強化へ
2011/01/27
ニュース
京都市と大津市を結ぶ道路、通称「小関越」で不法投棄されるごみが急増し、道路を管理する大津市や付近住民らを悩ませている。
毎日パトロールしている市環境部不法投棄対策課によると、現場は以前から不法投棄の多い場所といい、家具やタイヤ類などのほか、2001年施行の家電リサイクル法で処分が有料となった家電製品が捨てられているのが目立つ。7月の地上波デジタル化を前に買い替えが進んでいる影響か、昨年末には相次いでテレビも捨てられていた。
これらの廃棄物は、捨てられた場所の所有者が処理することになるため、市の担当者が見つけても勝手に処分することができない。撤去がなかなか進まない間に、ごみがごみを呼ぶかたちで次々と捨てられるため、いたちごっこが続いている。
例年、年度末に不法投棄が増える傾向にある。同課では、監視カメラを設置する一方で、警察とも連携して見回りの強化を行うとしている。
出典:京都新聞