不法投棄、夜間も監視 四日市市がパトロール
2009/06/03
ニュース
廃棄物の不法投棄を防ごうと、四日市市は1日から、市内全域の夜間パトロールを始めた。国の緊急雇用創出事業臨時特例交付金を活用したもので、来年3月末まで行う。
夜間パトロールは三重交通警備へ委託し、毎日午後9時から午前6時半まで、2人1組で市内を巡回する。今回の交付金で、市内在住の失業者3人を雇用した。市はこれまで、日中は臨時職員よるパトロールをしており、これで昼夜ともに監視する体制となった。
昨年度の不法投棄は1470件で、例年より約300件多く、大半は生活ゴミという。出発式で田中俊行市長は、「ゴミを道路や河川に不法投棄する現状がある。公害のイメージが強い四日市市を、環境の街へ転換を図る一歩にしていきたい」とあいさつした。
出典:読売新聞