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不況で廃棄物搬入量3.2%減 08年度乙訓環境衛生組合

2009/09/25

ニュース

 京都府大山崎町下植野の乙訓環境衛生組合(クリーンプラザおとくに)はこのほど、2008年度の廃棄物搬入量をまとめた。総搬入量は前年度比3・2%減の4万4207トンで、同組合では「不況でごみの搬入量が減った」としている。

 ごみの総搬入量は04年度以降、4万5000~4万6000トン台で推移し、増減幅も488トン増から700トン減だったが、08年度は前年度比1479トン減と、大幅に減少した。

 区分別では、可燃ごみ3万9373トン(前年度比3・27%減)、粗大ごみ1024トン(同7・9%減)、資源ごみ3642トン(同3・17%減)など。粗大ごみの減少率が大きい理由について、同組合は「家具や自転車などの買い控えが影響した」とみている。

 また処理量の内容別では、缶320トン(同9・56%減)、瓶846トン(同2・14%減)となったのに対して、ペットボトルが641トン(同0・93%減)と減少幅が少なく、「容器が使い勝手の良いペットボトルに移行している現れ」(同組合)という。

 その一方で、焼却するごみは水分量の多いものが増える傾向にある。同組合では「食べ残しなどが原因とみられる。食べる分だけ購入し、作った料理は食べきるという行動の推進で大幅なごみ減量が図れる。市民らに呼びかけていきたい」と話している。

出典:京都新聞

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