不正行為:処理会社社員、ごみ施設で古紙持ち出し換金--周南 /山口
2010/04/03
ニュース
周南市は31日、市のごみ燃料化施設(同市臨海町)で、市から運転保守管理業務を受託している同市の廃棄物処理会社「徳山ビルサービス」(宮本治郎社長)の50代男性社員が古紙を持ち出し、換金する不正行為があったと発表した。
持ち出しは08年8月~09年7月に計18回前後、売却益は計4万円以上とみられる。市は男性に返還を求め、近く同社への処分を決める方針。
市によると、男性社員は施設に「燃やせるごみ」として搬入された書籍や雑誌などをマイカーで持ち出し、市内の古紙業者に売却していた。
同社は09年8月上旬に事実を確認していたが、男性に厳重注意しただけで、市への報告を怠っていた。市は3月30日、同社の宮本社長に厳重注意した。
出典:毎日新聞社