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三菱マテリアル、食品系廃棄物などのバイオガス化実証開始-18年度に事業化

2015/01/28

ニュース

 三菱マテリアルは26日、食品系廃棄物や下水汚泥などのバイオマスを原料としたバイオガス化の実証試験を埼玉県内の下水処理施設で実施すると発表した。3月に日量1トンの実証プラントを設置し、4月から実証試験を実施する予定。全国で普及できるバイオガス化の事業モデルを構築し、2018年度を目標に事業化の検討を進める。

 実証試験ではバイオマス原料のバイオガス化について下水処理施設などのインフラ活用や排出事業者・収集運搬業者などとの連携、セメント工場での残渣(ざんさ)利用などを目指す。早稲田環境研究所と環境面・経済性評価などで連携する。

 バイオマスをメタン発酵するバイオガス化は電気、熱エネルギーとして有効利用できる画期的なリサイクル技術として注目されている。

 三菱マテリアルは13年6月に環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の補助事業の採択を受けていた。

引用:日刊工業新聞

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