三菱マテリアル 2020年4月からバイオガス発電事業開始
2018/08/24
ニュース
三菱マテリアル株式会社は、2020年4月から食品廃棄物を活用したバイオガス発電事業を開始すると発表した。同社は、埼玉県ふじみ野市にバイオガスプラントを約17億円をかけて建設する。この土地は、同県富士見市、ふじみ野市、三芳町の3自治体で構成される「入間東部地区事務組合」のし尿処理施設の用地を借りる形となる。1日当たり400tの食品廃棄物を処理し、500kw発電する計画という。発電した電力は東京電力に売電し、バイオガス製造過程で発生する汚泥は同社のセメント工場の原燃料として再利用する。
食品廃棄物は、富士見市、ふじみ野市、三芳町の3自治体、及び首都圏の飲食店や食品工場などから回収する。同社は、同事業により、最終処分場で処理される食品廃棄物の削減に貢献したいとしている。