レアメタル回収事業:きょうから本格化 福岡市25カ所に回収箱 /福岡
2013/08/01
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福岡市は1日から使用済み小型家電に含まれる金などレアメタル回収事業を本格化させる。区役所や地下鉄駅構内など25カ所に金属製ボックスを新設して回収率向上を図る。今年度は前年度比1・6倍の約4万個(約3000キロ)の回収を目指す。
4月に施行された「小型家電リサイクル法」で、自治体は回収に努めるよう求められているため。市内66カ所に幅44センチ、奥行き53センチ、高さ110センチのスチール製の箱を設け投入口(縦8・5センチ、横25センチ)に入る家電なら種類は問わない。市と契約を結んだ北九州市のリサイクル事業者が回収して金や銀、銅などレアメタルを取り出し再資源化する。運搬費は市が月十数万円を支払う予定。
市では2010年6月から企業と連携して小型家電の回収に努めてきたが、周知が行き届かず回収率は低かったという。
出典:毎日新聞