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リユース瓶のお茶販売 温室効果ガス削減期待 岡山大

2014/05/17

ニュース

 環境にやさしいリユース(再利用)システムの推進に取り組む岡山大廃棄物マネジメント研究センター(岡山市)は今月から、大学内でリユース瓶入りのほうじ茶「晴Re・茶(は・れちゃ)」(220ミリリットル)の販売を始めた。瓶を返却すると、預かり金10円が返金される仕組みで、温室効果ガス削減効果が期待できる。

 繰り返し利用することで環境負荷の削減を目指す。温室効果ガスの排出量を二酸化炭素に換算して計算すると、瓶を1回で捨てた場合440グラム。5回繰り返し使えば、67%減らせる。排出量を表示する「カーボンフットプリント(CFP)コミュニケーションプログラム」の認定を受けた。ガラス瓶の同マーク認定は日本初という。

 企画は同大学生のアイデアでスタート。ネーミングも「晴れの国・岡山産産」で「リユース」できる「茶飲料」と、頭文字をつなげて決めた。真庭市勝山地区で栽培した低カフェインのほうじ茶を使用し、地産地消も考慮している。1本118円。当面は同大生協のみで販売、回収するが、将来は販路拡大も目指す。

 同センターの松井康弘准教授は「日本ではリサイクルが先行しているが、環境を考えればリユースの取り組みも必要。きっかけづくりにしたい」と話した。

出典:産経ニュース

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