リサイクルプラザ復旧7億円
2012/01/20
ニュース
昨年10月に起きた周南市臨海町の市リサイクルプラザの火災で、復旧費用が約7億3800万円に上ることが18日、分かった。市は復旧費を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を25日に開く市議会臨時会に提案する。
市リサイクル推進課によると、復旧工事は2月末にも着手し、完全復旧は8月になる見通し。補正予算には、焼けたベルトコンベヤーや電線などの設備、天井などの施設を改修し、再発防止に熱感知器を増設するなど設備の改善を進めるため約6億5300万円を計上した。復旧費の総額は、焼けた設備を昨年末に撤去した費用を含めて約7億3800万円になる。
リサイクルプラザは市が総事業費45億5700万円をかけて、昨年4月に稼働したばかり。今回の火災までに施設内では6回の発火が確認されており、発火を招くごみの分別の周知不足などが浮き彫りになっていた。
出典:中国新聞