リサイクルプラザでまた発火
2012/11/28
ニュース
26日午前9時10分ごろ、周南市臨海町の市リサイクルプラザで、鉄筋6階建て1階部分の不燃物を搬送するコンベヤー付近から火が出た。自動散水装置で消火したが、発火原因が特定できないため、市は不燃物の処理業務を当面中止した。
施設は昨年4月に稼働したが、半年後の10月に今回と同様の火災で施設の一部が焼損。復旧費に約7億円も掛かった。その後も発火事案が続き、木村健一郎市長がことし8月、市議会で謝罪する事態になっていた。
しかし、ことし9月にも同様の発火事案が起き、ごみ処理を中止した。周南署と市消防本部は通報を受け現場に急行したが、市は発火について「火災に該当しない」として公表を見送った。
市環境生活部リサイクル推進課によると、コンベヤー内のごみが焼け焦げており、同課は「発火性のものが紛れ込んでいたのではないか」とみている。ただ、原因が特定できないため、27日以降も燃やせないごみの処理は取りやめる方針。
出典:中国新聞