ラムサール登録の藤前干潟にゴミ15トン投棄
2010/11/19
ニュース
国内有数の渡り鳥の飛来地として知られ、ラムサール条約にも登録されている名古屋市の藤前
ふじまえ干潟に計約15トンのゴミが不法投棄されていることがわかり、環境省中部地方環境事務所は19日午前、同市などと連携して撤去作業に着手した。
愛知県警に廃棄物処理法違反容疑で告発することも検討している。
同事務所や市によると、不法投棄されているのは冷蔵庫やテレビ、廃タイヤなどで、国指定鳥獣保護区内の日光川沿いに、長さ約10メートル、幅約50メートルにわたって広がっている。
現場に設置した防犯カメラには、今年4~6月、夜間に車で大量のゴミを運んで来た人の様子が映っていたという。今後、周囲に柵を設置するなどの対策を取る方針だ。
出典:読売新聞