ユニ・チャーム 鹿児島県志布志市と共同で紙おむつリサイクル
2016/12/06
ニュース
紙おむつなどの衛生用品大手のユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区)は、鹿児島県志布志市と共同で、使用済みの紙おむつのリサイクル事業を始める。
同市が、紙おむつを回収し、リサイクル事業者が上質バルブに再生させる。同社は、使用済みの紙おむつの材料を無菌の上質バルブに再生させるという独自開発したオゾン処理技術を保持しており、その技術を提供するという。従来の紙おむつの処分については、埋め立てか焼却が一般的で、リサイクルされるとしても、固形燃料として低質バルブに再生させる他なかった。今後、他の自治体など全国にこの取り組みを拡大させることを視野に入れつつ、2017年3月までの事業化を目指す。いずれ、量を確保できれば、リサイクル原料を使用した紙おむつの開発も検討するという。