ミダック、岐阜の産廃施設譲受 中京圏で事業拡大
2013/01/22
ニュース
県西部で産業廃棄物の処理運搬を手掛けるミダック(浜松市)は21日、岐阜県南部の産廃処理施設を譲り受けたと発表した。岐阜県内では初めての拠点で、愛知県を中心とする中京圏での事業拡大につなげる。
岐阜県の産廃処理業者から同県関市の廃液中間処理施設を譲り受けた。譲渡額は明らかにしていない。
施設は1日300立方メートルの廃液処理能力を備える。自動車関連の工場が集積する工業団地に近く、安定した需要が見込めると判断した。
ミダックは廃液の処理を得意とし、浜松市や愛知県東部に拠点を持っている。
これまでのノウハウを生かし、岐阜県内で新たな顧客の獲得につなげる考えだ。
同社は「浜松地域だけでは事業成長が頭打ちになる」と判断。今回の岐阜進出を契機に「大規模商圏である中京圏で戦略的にビジネス展開していきたい」としている。
出典:日本経済新聞