マクドナルド 欧州の一部で紙ストロー導入
2018/06/19
ニュース
マクドナルドは環境保護を目的に、欧州市場の一部でプラスチック製のストローを廃止し紙ストローを試験的に導入すると発表した。導入を開始したのは、イギリス、アイルランド、ベルギー。2018年度以内にアメリカ、フランス、スウェーデン、ノルウェーでも導入を始めたいとしている。また、マレーシアでは、客から要望がある場合のみのストロー提供にするという。
アメリカでは、1日に約5億本のストローが使われているが、プラスチックのストローは、小さすぎてリサイクルが進んでおらず、海洋汚染も危惧されている。これを受け、アメリカのカリフォルニア州マリブ市で、市内の飲食店においてプラスチック製ストローを全面禁止にした。また、シアトルやサンフランコ、ニューヨークなどでも同様の条例案を提出する動きがある。さらに、ホテル大手のヒルトンでは、年内に、飲食店を展開するボナペティでは来年9月までに、プラスチック製のストロー提供を全面廃止すると発表している。