ホーマックにマテックが資源ごみ回収所 集客増とリサイクルで連携
2013/12/12
ニュース
ホームセンター道内最大手のホーマック(札幌)とリサイクル業道内大手のマテック(帯広)は11日、新聞紙など資源ごみのリサイクル事業を共同で始めた。ホーマックが一部店舗に資源ごみ回収所を設置。客に特典を提示した上で資源ごみを持ち込んでもらい、マテックが集めて自社工場に運ぶ。ホーマックは来店増が見込める一方、マテックは資源ごみを安定的に確保できる利点があるという。
回収所はまず、ホーマック篠路店(札幌市北区)の敷地約40平方メートルをマテックがホーマックから賃借して11日に設置。新聞紙のほか段ボール、パソコンなど計10種のボックスがある。来年2月末までに札幌市、千歳市、十勝管内音更町などの6店舗にも設置。3月以降も回収所設置店舗を増やしたい考えだ。
持ち込んだ資源ごみの量に応じて、客にはポイントに相当する「貢献度」が付与され、一定数をためればアンケート用紙がもらえる。この用紙に記入し、その店のカウンターに提出すればその店だけで使える200円分の商品券が手渡される。例えば新聞紙なら、アンケート用紙発行に50キロが必要だ。
出典:北海道新聞