バイオマス発電の社会実験始まる 豊橋市 (愛知県)
2014/05/14
ニュース
家庭から出る野菜くずなどの生ごみを利用して発電するバイオマス発電の社会実験が13日から愛知県豊橋市で始まった。この社会実験は、豊橋市の燃えるゴミとして処理されるもののうち約40パーセントが生ごみであることから、今後生ごみをエネルギー源として活用できるかどうかを試すもの。
豊橋市前芝町のごみ集積所には専用の容器が置かれ、実験に参加する住民が次々に分別した生ごみを投入していた。生ごみ分別収集社会実験実行委員会の岡山朋子委員長(大正大学准教授)は「今後はエネルギーのことや温暖化防止を含めて、ごみからエネルギー(を生み出す)という事業は広がっていくと思う」と話した。集められた生ごみは、14日以降に加熱処理されてメタンガスなどを発生させ、施設内の発電機の燃料として使用されるという。
出典:中京テレビ