ハイブリッドごみ収集車を初導入/高松市
2009/10/14
ニュース
高松市は13日、環境に優しいハイブリッドのごみ収集車1台を四国の自治体で初めて導入した。従来の収集車と比べて二酸化炭素(CO2)の排出量を15%削減できるのが特徴で、購入費は676万円。国の地域活性化・生活対策臨時交付金を利用して配備した。
2トントラックで、ディーゼルエンジンと電気モーターを搭載。加速時や上り坂走行時などに電気モーターが作動してエンジンを補助する。市環境業務課によると、同型のディーゼル収集車と比べてCO2を約15%削減、燃費は約20%向上するという。車体側面には「ハイブリッド車」と書き、市の低公害車用広報キャラクターをあしらった。
この日は香川県木太町の市環境業務センターで出発式が行われた。大西秀人高松市長が「地球環境問題に対処するため、日々の業務でも温室効果ガスの削減に努めることが重要だ。低公害車の導入を進め、人と環境に優しい高松市のまちづくりに生かしたい」とあいさつした後、職員が早速乗り込み、収集場へ向けて出発した。
市では本年度中に同型のハイブリッド収集車をさらに3台配備する予定。
出典:四国新聞社