タクマ、茨城・ひたちなか市から222億円でゴミ焼却施設を受注
2009/03/27
ニュース
タクマは26日、茨城県ひたちなか市から都市ゴミ焼却施設を約222億円で受注した。設計から建設、運営まで一括で請け負う「DBO」方式での受注は4年半ぶり。内訳は建設工事が約127億円、20年間の施設運営が約95億円。2012年3月に完成する。これを機に、この4月には民需部門の人員の一部をDBO関連部門へ移し、中核事業に育てる方針だ。
タクマはすでに、運転管理を手がける子会社や茨城県の廃棄物処理会社などと共同出資で、特定目的会社(SPC)「ひたちなか・東海ハイトラスト」を設立。SPCと共同で、1日当たりの処理能力220トンの焼却施設と、同25トンの溶融施設を受注する形態となる。
タクマは設計と建設、メンテナンスを、SPCは運転管理をそれぞれ担当。タクマは3月24日、金沢市から都市ゴミ焼却施設の建設工事を受注した。
出展:日刊工業新聞