タイヤを最多29本不法投棄
2012/09/28
ニュース
東広島市志和町七条椛坂の山陽自動車道の側道で、不法投棄されたタイヤ29本が見つかった。市によると、一度に確認した投棄タイヤの量としては統計の残る2007年度以降で最多。市はホームページ(HP)に写真を載せ、情報提供を呼び掛けている。
市から不法投棄のパトロールを受託しているシルバー人材センターのスタッフが8月23日に見つけ、市がトラック用27本と乗用車用2本を確認した。まだ数本埋もれている可能性もあるという。
市は東広島署に相談したが、捨てた人の特定につながる物証が乏しく捜査は難しいという。悪質なケースと判断し、HPに現場の写真と地図を掲載した。
不法投棄には5年以下の懲役か1千万円以下の罰金、または両方が科せられる。「捨てた人は速やかに回収して」と市廃棄物対策課。抑止効果を狙い、今後も不法投棄の実態をHPに載せる考えだ。
出典:中国新聞