ソウル市 日本産水産物などに対する放射能検査しHPへ公開
2019/09/02
ニュース
韓国のソウル市は「放射能汚染の不安を解消するため」として、日本産農水産物など流通食品を回収し放射能検査の実施を発表。
ソウル市は来月27日まで日本産農水産物80件、加工食品80件など、流通食品160件を無作為に回収し、「放射能および食品安全性検査」を実施し「ソウル市ホームぺージ」などでリアルタイムで結果を公開すると表明。検査内容は、放射能(ヨード、セシウム)検査と食品別基準規格検査の両方を予定。
市は、日本産水産物など輸入食品の食品放射能汚染に対する不安感を解消するため安全性の検査を強化し、企画検査の結果によって日本産食品検査期間の延長または持続的な回収・検査を行う計画としている。
政府は最近日本が放射性物質に汚染された原発地下水を廃棄計画中というメディア報道などを受け、福島汚染水問題に更に積極的な対応に乗り出す。2011年の日本の福島原発事故後、日本産の8県の水産物と14県27品目の農産物に対する輸入禁止措置が継続中の中、日本産農水産物や流通食品への懸念が高まりをみせている。