シンガポールのスーパー「フェアプライス」食品廃棄物削減取組に成果
2017/04/21
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シンガポールのスーパーNTUフェアプライスは、売り場から排出される食品廃棄物を削減する取組みを進めている。その取組みが成果を上げ、2016年に売り場から排出された食品廃棄物の量は、前年より48,000kg減少したという。また、2016年の売り場面積1㎡当たりの食品廃棄物の量は6.3kg。(2015年6.9kg、2014年11.6kg)
同取組みの開始は2014年で、その内容は、野菜や果物の傷んだ部分を細かくカットして、低価格で販売するなど。野菜や果物は食品廃棄物の6割に当たるため、成果が出やすかったと言える。
また、同社は、非営利団体フード・フロム・ザ・ハート(FFTH)に、売れ残った缶詰などを定期的に寄付しており、2016年には、日本円で2,260万円相当の商品を無償提供した。