サントリー ペットボトル再生システム構築
2019/05/30
ニュース
飲料業界大手のサントリーホールディングスは、ペットボトルを100%再生するシステムを確立する。投資規模は500億円。再生PET樹脂は、栃木県の協栄産業と共同開発する。
同社は既に、飲料ボトルに使用済みペットボトル由来の再生PET樹脂を約1割使用しており、2030年までには、6~7割にしたいとしている。不足分は、植物由来の樹脂で補う予定。2024年頃をめどに100%植物由来のボトルを使用した飲料の販売も予定している。
廃プラなどによる海洋汚染は国際問題となっているが、海外での廃プラの処理は埋め立てか焼却が主流だという。同取組は、環境汚染防止に貢献できるものと期待される。