ゴミ袋30袋にアスベスト 鎌ケ谷市で不法投棄
2009/12/14
ニュース
千葉県廃棄物指導課は11日、鎌ケ谷市佐津間の海上自衛隊下総航空基地付近の私有地で、飛散性アスベストが不法投棄されていたと発表した。
アスベストはゴミ袋約30袋に小分けにされたうえ、ブルーシートで包まれるなど厳重に梱包(こんぽう)されており、湿り気も帯びていたため飛散のおそれはないという。現在は同市の旧クリーンセンター内に保管されており、県は今後調査を進めるとしている。
県によると、2日に近隣住民が不法投棄を発見し、鎌ケ谷署に通報。連絡を受けた県が試料採取して検査を行ったところ、アスベストが検出されたという。
アスベストは吸い込むと中皮腫、肺がんといった呼吸器系疾患の原因にもなるとされている。県では類似の投棄物を発見した場合は産廃110番((電)043・223・3801)に連絡するよう呼びかけている。
出典:産経ニュース