ゴミの中から680万円、破砕直前に発見
2010/04/30
ニュース
28日午後、宮崎県延岡市長浜3のごみ処理施設「延岡市清掃工場」で、ごみの選別作業をしていた男性職員(53)が現金約680万円入りの容器を見つけ、同工場が延岡署に届け出た。同署は持ち主を探している。
発表などによると、容器はふた付きで、中に五つの封筒が収められ、どの封筒にも1万円札を中心に現金が入っていた。職員は粗大ごみを破砕機にかける前、違うごみが交じっていないかを確認中だった。
この容器は27日には確認されておらず、同署は28日に搬入された可能性が高いとみている。林田和実工場長は「不景気なのに大金が出てびっくりしている」と話していた。
遺失物法では、所有者が不明のまま3か月が過ぎると、届け出人の所有になる。延岡署によると、今回は市の施設で見つかったため、市の歳入になるという。
出典:読売新聞