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エコプラザ ひび割れ662カ所

2010/10/29

ニュース

 廃棄物処理施設「エコクリーンプラザみやざき」(宮崎市大瀬町)の浸出水調整池破損問題で、施設を管理する県環境整備公社(田中義信理事長)は28日、補修工事の現場説明会を開き、調整池の補強のために打設されたコンクリートの表面に、662カ所に及ぶ細いひび割れが確認されたことを明らかにした。

 これらの補修のため、11月末としていた完工の延期は避けられず、約1億円の追加工事費も必要になる見通しだ。

 公社によると、調整池はコンクリート製の水槽で、四つに区画されており、このうちの2区画については、内壁にコンクリートを25~50センチの厚さで上塗りする補強工事が終わっていたが、その表面に、最大幅約0・35ミリのひび割れが計662カ所確認された。

 公社側は「水分を含むコンクリートが元々持つ性質によるひび割れ」と説明している。

 漏水対策のため、今後、確認されたひびにシリコンを注入する補修工事を実施。新たなひび割れが発生する可能性に備え、コンクリートの表面を覆う被覆材の材料も、伸縮性の高い材料に変更する。

 これらの追加工事費約1億円は、県と、施設にごみを持ち込んでいる宮崎市など周辺10市町村に負担を求める。

 田中理事長は「時間や金がかかっても、長期間使用できるちゃんとしたものを作るのが最低限の責任」と理解を求めた。調整池全体の補修工事の完了の見通しは立っていない。

出典:asahi.com

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