インドネシア 廃プラ輸入禁止へ
2019/06/27
ニュース
6月25日、インドネシアのジョコ大統領が廃プラの輸入を禁止すると発表した。中国が資源系廃棄物の輸入を禁止した影響で東南アジアでは先進国からの廃プラなどの輸入が増加し、環境問題に発展している。同国では、前年比で廃プラの輸入量が141%増加した。昨年の日本の廃プラ輸出先は、マレーシアに22万400t、タイに18万7800t、インドネシアに2万400tとなっている。同大統領は国内の廃棄物の処理もままならないのに、他国の廃プラまで処理できない、先進国も自国で処理すべきと主張している。アジアの近隣諸国、マレーシアやベトナムなどでも廃プラの輸入禁止や基準の厳格化など、規制を強化している。